結納の起源は古く、仁徳天皇(313~399年)の時代まで遡ります。
仁徳天皇が皇后を迎える際に贈物をされたのがその起源ともいわれ、古くは宮中儀礼の「納采の儀(のうさいのぎ)より派生したものです。
また、結納の語源にも諸説あって、「結いのもの」つまり宴席で共に飲食する酒と肴を意味しているとも、「云納(いい入れ)」という婚姻を申し込む言葉から転じたものともいわれています。
こうした宮中や貴族社会の儀礼は、時代とともに形を変えながら武士へと受け継がれました。
室町時代には、武家の儀式・作法が小笠原流・伊勢流らの礼道によって体系化されますが、結納の形が整ったのはこの時代ともいわれています。
その後、江戸末期になってようやく、婚礼や結納の儀式は武家社会から裕福な庶民に普及しはじめます。
そして、現代。
結納は地方の風習や流儀に影響を受けながら、全国各地まで広がっていったのです。
現在の「云納(いい入れ)」すなわち!結婚の申し込みは、本人(新郎)から本人(新婦)が『プロポーズ』で、それから本人(新郎)から新婦の親への「お父さん!お嬢さんと結婚させてください!」と、決死の覚悟?で申し込み、そして親から親(家族から家族)が会食されてますが、婚姻を申し込む言葉は「云納(いい入れ)」でしかありません。
云うまでも無く、人生において一番大切な結婚ですから、言葉(口約束)だけでは物足りないですよね。
結婚する時はやはり!態度で示す事がよろしいのではないでしょうか?それが結納だと思います。
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