■内視鏡検査
臓器の内腔面を被う粘膜の変化(色調、凹凸など)を観察し、疾患を発見することを目的としています。
他の検査では検出することが困難な微小な変化を捉えることができるため、癌の早期発見にもつながります。
また、検査中に発見されたポリープの切除(日帰り手術も可能)を行ったり、さらに胃潰瘍による出血を止めたり、狭くなっている部分を特殊な器具を使用して拡張し、食道を通りやすくすることなども行っています。
胃癌や大腸癌は決して珍しい病気ではありません。癌は生命に関わる恐い病気ですが、早期発見できれば、完治する可能性が高い病気です。
当院では、定期的な内視鏡検査をおすすめしております。
■炎症性腸疾患(クローン病・潰瘍性大腸炎等)
下痢や腹痛、下血、発熱などの症状が慢性的に持続して、抗生物質や整腸剤などを内服してもなかなか治らない症状で、具体的には「潰瘍性大腸炎」と「クローン病」 があります。
下痢、腹痛の原因の多くは細菌やウイルスなどによる感染性腸炎や、自律神経の失調で起こる過敏性腸症候群などですが、炎症性腸疾患とは腸管免疫機能が異常に作動して慢性的な腸炎を起こしてしまうのです。
通常の食中毒などと異なり、数日でよくなることはあまりなく、長期にわたり、よくなったり悪くなったりしながら症状が続きます。適切な治療を行うためにも一度ご相談下さい。
■CT
当院では、最新鋭のマルチスライスCTの導入を行っています。
従来のCTに比べ、一度のスキャンで複数の画像を得ることができ、検査時間の短縮にもつながります。
また、薄いスライス厚(最小0.5mm)で精密な画像を得ることができるため、初期の小さな腫瘍や血管形態の異常を発見しやすくなりました。
最新の被曝軽減技術を搭載しており、放射線の被曝量の減少(放射線の被曝量が従来の4分の1)にもなっているため、安心して検査を受けていただいております。
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【院長】
馬渕信行
【専門医、認定医 等】
名古屋大学医学博士
日本内科学会認定医
日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会専門医
産業医
【所属学会】
日本内科学会
日本消化器病学会
日本消化器内視鏡学会