◆常磐神社の由緒
御祭神は水戸第二代藩主徳川光圀公(義公)と第九代藩主徳川斉昭公(烈公)の二柱で、両公を顕彰しその遺徳を後世に伝えるため、明治6年に創始され、県内外の多くの人々からの浄財により、翌明治7年に現在地に鎮座されました。
光圀公は「大日本史」を編集するため「彰考館」を設けて各地から多くの学者を集め文教を盛んにし、神戸の湊川に有名な「嗚呼忠臣楠子の墓」を建てたり、藩内に仁政をしき天下の名君として仰がれ今もなお 「水戸黄門様」として親しまれています。
斉昭公は光圀公の遺訓を受け継がれ、幕末にかけて欧米の極東進出に対し国防の充実につとめ、今日の総合大学である藩校「弘道館」を開いて国家有為の人材を養成されました。
また日本三公園の一つである「偕楽園」は斉昭公の「民と偕に楽しむ」という志から造られました。
明治の新しい時代を開いた「水戸学」は御祭神両公の思想をもとに起った学問で、吉田松陰、真木和泉守など維新勤皇の志士は水戸に来て教えを受けました。
今も御祭神の御神徳を慕い学問の神様として篤い信仰があります。
◆常磐神社の年間恒例祭事
1月 1日 歳 旦 祭
3日 元 始 祭
7日 昭和天皇祭遙拝
2月 節分 節 分 祭
初午 稲荷神社初午祭
11日 紀 元 祭
17日 祈 年 祭
20日 梅 花 祭
3月 春分 春季皇霊祭遙拝
4月 3日 神武天皇祭遙拝
4日 烈公誕辰祭
29日 昭 和 祭
5月 4日 東湖神社例祭
12日 例 祭
例祭に直近の日曜日
神 幸 祭
6月 30日 夏越大祓式
7月 11日 義公誕辰祭
8月 (旧7/11)国 旗 祭
9月 (旧8/15)観月献詠祭
秋分 秋季皇霊祭遙拝
10月 17日 神嘗奉祝祭
11月 3日 明 治 祭
23日 新 嘗 祭
12月 11日 三木神社例祭
13日 煤 払 祭
23日 天 長 祭
12月 25日 稲荷神社例祭
31日 年越大祓式
31日 除 夜 祭
毎月の祭典
1日 月旦祭
4日 東湖神社月例祭
11日 三木神社月例祭
12日 本社月例祭
25日 常磐稲荷神社月例祭