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ハグロサントヤジンジャ

羽黒山鳥屋神社

石巻鎮守 
1600年の歴史ある延喜式内社

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  • 県指定文化財 『奥州石ノ巻絵図』県指定文化財 『奥州石ノ巻絵図』

詳細情報

〓・〓・〓・〓・〓・〓・〓・〓・〓 羽黒山鳥屋神社 〓・〓・〓・〓・〓・〓・〓・〓・〓

【御祭神・御神徳】
鳥屋神社
 猿田彦神 みちひらき・交通安全
 船御魂神 海上安全・大漁満足


羽黒神社
 倉稲魂神 五穀豊穣・商売繁昌
 大物忌神 厄除開運・安産守護


【由緒】
 鳥屋神社は、「延喜式」に収められている牡鹿郡十座の一社で、
 十六代仁徳天皇55年(367年)に東夷御征討の砌、
 伊勢神宮内宮末社猿田彦大神に御勅願あり、
 静海心のままに東奥牡鹿の鳥屋岬の津に着船し、官軍数々の利有り、
 因りて此の地に創祀されたと伝えられています。

 羽黒神社は、文治2年(1186年)に奥州大守 藤原秀衡公羽州羽黒山より
 分霊して、鳥屋神社に合祀され、享保9年仙台藩主伊達吉村公金百疋奉献。
 このように、両社は往古より皇室の尊崇国守の崇敬頗る厚く、
 中世以降石巻港開け、千石船多数出入りするに至っては、海上安全の守護神、
 近世には特に永い歴史と伝統の上から、交通安全の神としても、
 極めて崇敬されております。
 現在の拝殿は寛延3年(1750年)の建造、
 本殿・幣殿は天皇陛下御在位60年記念事業として、
 昭和60年改修竣工いたしました。


【例祭日】
 春季例大祭 5月第1日曜日 御神幣巡幸
 秋季例大祭 9月第2日曜日 牡鹿法印神楽奉納
 ※例祭前日の土曜日は前夜祭となります。(演芸奉納や抽選会等があります)


【宮城県指定有形文化財】
 奉納絵馬 「奥州石ノ巻絵図」
 この絵馬は、石巻仲町の総若者中によって、
 文化2年(1805年)に奉納されたもので、
 作者は会津若松生まれの蒔絵師・長谷三吉衛門義一であることが、
 絵馬裏面に記載されています。
 黒漆地に金・銀・朱を用いた華麗な絵馬は、
 港町石巻の肖像画としてばかりでなく、
 水運関係資料として、また美術工芸品としても県内に数少ない
 優品のひとつであります。
 画面の中央に北上川と中瀬が描き出され、河口から入港し、
 また停泊し荷役する千石船、湊と門脇に立並ぶ米蔵群や屋並びなどの様子は、
 「数百の廻船入り江につどひ、人家地をあらそひてかまどの煙立ちつづけたり・・・」
 (「奥の細道」)
 と松尾芭蕉が記した情景そのものであるようです。

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